姶良市議会 > 2022-06-23 >
06月23日-02号

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  1. 姶良市議会 2022-06-23
    06月23日-02号


    取得元: 姶良市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-22
    令和 4年 6月定例会(第2回)令和4年第2回姶良市議会定例会議事日程第2号                       6月23日(木)午前10時 開 議┌──┬────┬────────────────────────────┬──────┐│日程│議  案│       議      件      名      │ 備  考 ││番号│番  号│                            │      │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 1│議  案│専決処分について承認を求める件(令和4年度姶良市一般会計│質疑の後、委││  │第45号│補正予算(第3号))                  │員会付託 ││  │    │                            │省略して、討││  │    │                            │論、採決(電││  │    │                            │子表決)  │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 2│議  案│姶良土地開発公社定款の一部を変更する定款の件     │日程第2「議││  │第46号│                            │案第46号」│├──┼────┼────────────────────────────┤から日程第4││ 3│議  案│附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関す  │「議案第4 ││  │第47号│る条例の件                       │9号」までの│├──┼────┼────────────────────────────┤3案件を一 ││ 4│議  案│財産の取得に関する件                  │括議題に供 ││  │第49号│                            │し、一括質疑││  │    │                            │の後、委員会││  │    │                            │付託を省略 ││  │    │                            │して、討論、││  │    │                            │採決電子表││  │    │                            │決)    │├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 5│議  案│令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)       │質疑の後、予││  │第48号│                            │算審査常任 ││  │    │                            │委員会付託│├──┼────┼────────────────────────────┼──────┤│ 6│請  願│中高における35人学級とさらなる少人数学級の実現、教職 │文教厚生 ││  │第 1号│員定数改善義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める │任委員会 ││  │    │自治体議会意見書採択の要請について           │付託    │└──┴────┴────────────────────────────┴──────┘┌───────────────────────────────────────────┐│             令和4年第2回姶良市議会定例会               │├────────────────────────┬─────┬────────────┤│                        │開会議)│  午前10時00分  ││    令和4年6月23日(木)本会議     ├─────┼────────────┤│                        │閉会議)│  午前11時49分  │└────────────────────────┴─────┴────────────┘┌────┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┬──┬──────┬──┐│出席議員│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠│議席│ 氏  名 │出欠││及  び│番号│      │の別│番号│      │の別│番号│      │の別││欠席議員├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 1│堀  広子 │出 │ 9│有川 洋美 │出 │17│新福 愛子 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 2│峯下  洋 │出 │10│小田原 優 │出 │18│竹下日出志 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ │桃木野幸一 │出 │11│谷口 義文 │出 │19│大坪 祐輔 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 4│益森 隆史 │出 │12│馬場 修二 │出 │20│笹峯  桜 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 5│萩原 哲郎 │出 │13│和田 里志 │出 │21│宇都陽一郎 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 6│湯元 秀誠 │出 │14│犬伏 浩幸 │出 │22│国生  卓 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 7│塩入 英明 │出 │15│松元 卓也 │出 │23│上村  親 │出 ││    ├──┼──────┼──┼──┼──────┼──┼──┼──────┼──┤│    │ 8│森川 和美 │出 │16│岩下陽太郎 │出 │24│小山田邦弘 │出 │├────┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┴──┴──────┴──┤│          出席  24人       欠席 0人              │└───────────────────────────────────────────┘┌─────────┬────────┬───────┬────────┬───────┐│ 本会議書記氏名 │  事務局長  │ 竹中 裕二 │  事務局次長 │ 原口 理恵 │└─────────┴────────┴───────┴────────┴───────┘┌───────┬────┬──────┬────┬──────┬────┬──────┐│ 地方自治法 │市  長│湯元 敏浩 │市民生活│北野 靖往 │消 防 長│原口 浩幸 ││ 第121条 │    │      │部  長│      │    │      ││ の規定によ ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│ る説明のた │副 市 長│宮田 昭二 │保健福祉│向江 美喜 │水道事業│桃木野 靖 ││ め出席者 │    │      │部  長│      │部  長│      ││ の職氏名  ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │教 育 長│小倉 寛恒 │農林水産│田代 信彦 │総 務 部│堂路 温幸 ││       │    │      │部 長 兼│      │次 長 兼│      ││       │    │      │蒲生総合│      │財政課長│      ││       │    │      │支 所 長│      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │総務部長│髙山 八大 │建設部長│有江 浩文 │総 務 部│塩屋 重信 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │庁舎建設│      ││       │    │      │    │      │課  長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企画部長│別府浩美 │教育部長│塚田 佳明 │総 務 部│岸園 克己 ││       │    │      │    │      │次 長 兼│      ││       │    │      │    │      │危  機│      ││       │    │      │    │      │管監│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │企部│松岡  力 │建部│師玉 保之 │水道事業│若松 耕市 ││       │次 長 兼│      │次 長 兼│      │部次長│      ││       │企画政策│      │土木課長│      │施設課長│      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │市民生活│中島 信子 │建 設 部│川崎 久志 │保  健│有田加代子 ││       │部次長│      │次 長 兼│      │福部│      ││       │市民課長│      │建築住宅│      │子ども│      ││       │    │      │課  長│      │らい課長│      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │保健福祉│前園 智雄 │教 育 部│湯田 広美 │    │      ││       │部次長│      │次 長 兼│      │    │      ││       │長 寿 ・│      │教育総務│      │    │      ││       │障害福祉│      │課  長│      │    │      ││       │課  長│      │    │      │    │      ││       ├────┼──────┼────┼──────┼────┼──────┤│       │農林水産│萩原 安信 │教 育 部│前田 浩二 │    │      ││       │部次長│      │次 長 兼│      │    │      ││       │林務水産│      │学校教育│      │    │      ││       │課  長│      │課  長│      │    │      │└───────┴────┴──────┴────┴──────┴────┴──────┘               6月23日 ○議長(小山田邦弘君) これから本日の会議を開きます。(午前10時00分開議) ○議長(小山田邦弘君) 本日の会議は、配付してあります議事日程のとおりであります。 ○議長(小山田邦弘君) 日程第1、議案第45号 専決処分について承認を求める件(令和4年度姶良市一般会計補正予算(第3号))を議題とします。 本件につきましては、6月14日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから質疑に入ります。 本件につきまして、質疑の通告はありません。したがって、質疑なしと認めます。 ○議長(小山田邦弘君) お諮りします。ただいま議題となっております議案第45号につきましては、さきに配付した議案処理一覧のとおり、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) 異議なしと認めます。 したがって、議案第45号は、委員会付託を省略することに決定しました。 ○議長(小山田邦弘君) これから、討論を行います。 本件につきまして、討論の通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 ○議長(小山田邦弘君) これから、議案第45号 専決処分について承認を求める件(令和4年度姶良市一般会計補正予算(第3号))を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。 本件を承認することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(小山田邦弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって議案第45号 専決処分について承認を求める件(令和4年度姶良市一般会計補正予算(第3号))は、承認することに決定しました。 ○議長(小山田邦弘君)  日程第2、議案第46号姶良市土地開発公社定款の一部を変更する定款の件 日程第3、議案第47号附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関する条例の件                                  及び 日程第4、議案第49号財産の取得に関する件までの3案件を一括議題とします。 各案件につきましては、6月14日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから一括質疑に入ります。 1名の議員から質疑の通告がありました。16番、岩下陽太郎議員の質疑を許します。 ◆16番(岩下陽太郎君) 議案第47号 附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関する条例の件についてお伺いします。 要旨1、書面による審議をするには、会を運営する長が決定するものばかりである。それ以外の方法で審議方法の変更を定める必要はないのかお伺いします。 要旨2、会議を開催する際に、過半数の委員等の出会を求めることになっている。委任状等を認めることを記載したほうがよいのではないかお伺いします。 要旨3、第1条において、行政改革推進委員会の所管が庁舎建設課から財政課に変更となった理由を示せ。 要旨4、第4条において、特別職報酬等審議会は、書面による審議で目的を達成できるものなのか、その判断した理由を示してください。 要旨5、第19条において公民館運営審議会は、招集者が教育委員会から教育長となっているが、この理由をお示しください。 要旨6、今回の提案の中で、審議委員から市議会議員を削除している条例がある。委員等に市議会議員を含む条例はほかにもあるが、今回の改正に合わせて検討はしなかったのかお伺いします。 ◎市長(湯元敏浩君) 議案第46号、議案第47号及び議案第49号につきましては、岩下議員からご質疑をいただきました。副市長及び教育長がお答えいたします。 ◎副市長(宮田昭二君) 岩下議員からいただきました議案第47号 附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関する条例の件の1点目のご質疑にお答えします。 今回の整備条例は、市長等の諮問に応じて調査・審議の上、専門的知見から答申などを作成する審議会等附属機関において、対面方式を原則とする会議の開催方法の特例として書面による審議ができるよう、新たに規定を整備するものであります。 実際に書面審議を採用するか否かは、それぞれの審議会の会長や委員長と庶務を担当する事務局との協議により判断することとなります。平時の対面方式、非常時の書面方式という2種類の会議の選択肢を持つことにより、今後、様々な条件にも柔軟に開催できるものと考えます。 2点目のご質疑にお答えします。 本件の附属機関の委員は、組織や団体を代表して専門的知見を有している方々に委嘱または任命しており、仮に他団体から選出された委員に委任がなされたり、委任状の提出だけで過半数以上を占めたりしてしまう状況は、会議の趣旨にそぐわないものと考えております。 3点目のご質疑にお答えします。 組織機構の見直しにより、行政改革財政改革を合わせた行財政改革を一体的に推進する体制としたことから、令和3年度まで庁舎建設課が所掌しておりました行政改革に関する業務を令和4年度から財政課に移管したことによるものであります。 4点目のご質疑にお答えします。 会議が対面方式で行われることは大前提ですが、今回の整備条例の趣旨は、平時の対面方式に代えて非常時の特例を定めるものです。特別職報酬等審議会は諮問から答申まで複数回の開催を想定していることから、対面方式と書面による審議を組み合わせて行うことで、当審議会の役割を果たすことができると考えております。 6点目のご質疑にお答えします。 本整備条例のうち、姶良市総合計画審議会条例においては、附属機関として答申いただく総合計画案を審議・検討する際と、議会において審査する際に、議員による審議が重複するため、委員から市議会議員を削除する改正も併せて提案したところであります。 今回の整備条例の趣旨は、書面による審議ができるように規定を追加するものであり、委員等に市議会議員を含む他の条例の見直しについては今後検討し、必要に応じて所要の対応を取ってまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第47号 附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関する条例の件の5点目のご質疑にお答えします。 本市の公民館運営審議会は、上位法の社会教育法の規定に基づき設置しております。同じく同法の規定に基づき設置しております姶良市社会教育委員については、会議の招集は、姶良市社会教育委員条例第7条第1項により、教育長が招集することとしております。 このように、両条例の上位法との序列・関連性及び審議会の性質等を勘案し、整合を図るために招集に関しての改正を行うものです。 以上、お答えといたします。 ◆16番(岩下陽太郎君) では、再質問を行っていきたいと思いますが、まず、1点目の部分に関してです。 内容としてはおおむね理解はできました。そうした中で、長がここでいう会長や委員長が例えば事務局や委員と考え方が異なった場合、要は事務局としては開催、書面等でしたいが、長が結局それを認めない場合には多分、今のこの条例でいうと開催ができない。そこに携わっている委員の方々、ほとんどの方が例えば開催したいという場合にも、長が認めなければ今の状況ではできないという形になって、要は決定した形でやらざるを得ない形になっています。 そうした場合に、委員とかからそういう希望があった場合には開催、要はその開催の方法を決めるというような趣旨のこと、そういったものを考えなかったのかというのを再質問させてください。 2点目に関しましては、おおむね了解できました。確かに専門的な知見、そういったところが必要なんだなというところで了解しましたので、ここに関しましては分かりました。 3点目に関しましては、財政課に替わった、所管が移ったということで理解はできるところなんですが、そうした中で、財政課の体制というところも、ここは多分ただ業務が移ってきたというわけではなくて、相当膨らませないといけないものがある。人的なところとかそういったものまでいろいろ動いたのかというところを、少し関連になってしまうかもしれませんが、お答えいただければと思います。 4点目に関しましては、もうこの内容で理解することができました。これに関しましてはもうこれで大丈夫です。 5番目に関しましても、教育長になったというところもこの内容で理解できるものでございます。 6点目のところに関しては、おおむね内容としては理解ができますが、今回のこの議案提出にあたって今回総務課のほうから提案をしたというところなんですが、今回、総合計画審議会のほうではこのような形で改正したいということであったと。ほかのところに市議会議員のこういった内容、そこに関して、お宅もないのというところを確認を取ったのか、そこを確認させてください。 以上です。 ◎総務部長髙山八大君) お答えいたします。 まず、1点目の会の長もしくは委員長が招集する際に、ほかの委員から開催の方法についての考え方と齟齬があった場合にどうするのかというところだと思いますが、基本的に条例の中では、長が開催方法を決定して行うということになっておりますけれども、現実、実務上としては、構成する委員の皆さん方からの意向等も事務局も含めて、踏まえて開催方法を考えて、委員長のほうに伺いを立てるという形になろうかと思います。 その中で決定されると思いますけれども、基本的にはそういう流れが実務上はありますので、そこは委員長のほうが、いわゆる、いや、それではなくてというところまで行えるかといいますと、実際のところはそういうところはないのかなと。ある意味、会が正常に開催できるような手法を考えていくというのが通常の流れになるのかなと思っております。 続きまして、3点目の財政課に行政改革推進委員会の所管が移ったということですが、当然これは係ごと財政課に移しておりますので、そういった部分での人的な配置はそのまま引き続き確保しているところでございます。 最後ですが、今回の条例改正の中で、いわゆる市議会議員の皆様が委員となっている他の条例の会について確認をしなかったかということですが、これは全てしております。その中で各所管のほうと総務課のほうで協議いたしまして、今回は総合計画審議会のみといたしました。 副市長説明の中にありましたが、総合計画の場合においては、この審議会の中に市議会議員の皆様、入っていただいておりますが、同時に総合計画の基本構想を審議していただく分には、当然この議会の中で議案として出しまして、議員の皆様に委員会等、もしくは特別委員会の中で協議していただいておりますので、そういったものを踏まえて今回削除とする案を出しております。 あと、ほかの会につきましても、市議会の皆様が入っていただいている委員会はありますけれども、その中ではいわゆる総合計画のように、その先に議会の議場の中で議決をいただくという手法がないものでありますので、そういう意味では市民の皆様の代表である議員にそれぞれの委員会の中に入っていただくという部分は、当然に執行部としては考えるところになろうかと思います。 以上です。 ○議長(小山田邦弘君) 通告による質疑は以上です。 これで質疑を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) これから、議案処理に入ります。 お諮りします。ただいま議題となっております3案件につきましては、さきに配付した議案処理一覧のとおり、会議規則第37条第3項の規定によって、委員会付託を省略したいと思います。これにご異議ありませんか。    [「異議なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) 異議なしと認めます。 したがって、これら3案件につきましては、委員会付託を省略することに決定しました。
    ○議長(小山田邦弘君) これから、討論を行います。 まず、議案第46号について討論を行います。本件につきましては、討論の通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 ○議長(小山田邦弘君) これから、議案第46号を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。 本件を可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(小山田邦弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第46号 姶良市土地開発公社定款の一部を変更する定款の件は、可決されました。 ○議長(小山田邦弘君) 次に、議案第47号について討論を行います。本件について、討論の通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 ○議長(小山田邦弘君) これから、議案第47号を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。 本案を原案のとおり可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(小山田邦弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第47号 附属機関の書面による審議に伴う関係条例の整備等に関する条例の件は、原案のとおり可決されました。 ○議長(小山田邦弘君) 次に、議案第49号について討論を行います。本件につきまして、討論の通告はありません。したがって、討論なしと認めます。 ○議長(小山田邦弘君) これから、議案第49号を採決します。 この採決は、押しボタン方式によって行います。 本件を可決することに賛成の方は賛成ボタンを、反対の方は反対ボタンを押してください。    [賛成・反対者ボタンにより表決] ○議長(小山田邦弘君) ボタンの押し忘れはありませんか。    [「なし」と呼ぶ者あり] ○議長(小山田邦弘君) なしと認めます。 採決を確定します。賛成全員です。 したがって、議案第49号 財産の取得に関する件は、可決されました。 ○議長(小山田邦弘君) 日程第5、議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)を議題とします。 本案につきましては、6月14日の会議で提案理由の説明を受けておりますので、これから質疑に入ります。 3名の議員から質疑の通告がありました。まず、17番、新福愛子議員の質疑を許します。 ◆17番(新福愛子君) 議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)に対し、以下4点について質疑いたします。 1点目、予算書16ページ、予防接種事業扶助費、造血細胞移植後ワクチン再接種費用助成金27万9,000円について。 1、事業の意義と目的、2、対象となる者の条件、3、助成対象となるワクチンの種類、4、積算の根拠。 2点目、同じく16ページ、健康増進事業扶助費、がん患者ウィッグ購入費助成金について。 1、事業の意義と目的、2、対象となる者の条件、3、対象経費の内容、4、積算の根拠。 3点目、27ページ、学校給食施設整備事業委託料のうち、不動産鑑定委託料の内容を伺います。 4点目、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、コロナ禍における原油価格・物価高騰対応分について、27ページ、学校給食物価高騰対策食材購入事業における食材価格高騰の現状と給食費等に関わる保護者への経済的負担軽減に対する考え方について伺います。 以上です。 ◎市長(湯元敏浩君) 議案第48号につきましては、3人の方からご質疑をいただきました。順次、副市長及び教育長がお答えいたします。 ◎副市長(宮田昭二君) 新福議員からいただきました議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)の1点目の1番目のご質疑にお答えします。 この事業の意義と目的は、小児がん等の治療で造血細胞移植を行った患者に対し、ワクチンの再接種を行うことにより、移植後の免疫が低下、もしくは消失した状態から患者の感染症発生予防や症状の軽減を図り、本人及び家族の経済的負担の軽減につなげるためのものであります。 2番目のご質疑にお答えします。 助成対象となる条件は、ワクチンの再接種が必要と医師が認める方であること。次に、再接種日において20歳未満であること。さらに再接種は令和4年4月1日以降に行うこと。最後に、接種日時点において、本市に住所を有していること。以上4点の全てを満たす方に対する助成を検討しております。 3番目のご質疑にお答えします。 対象となるワクチンは、予防接種法第2条第2項に定める結核、ロタウイルス感染症を除いた麻しん、風しん、日本脳炎、ヒブ感染症、小児肺炎球菌感染症などの疾病に対するワクチンであります。 4番目のご質疑にお答えします。 今回の補正予算は、対象者1人が再接種の対象となるワクチンを必要な回数接種した場合の経費を計上しております。 2点目の1番目のご質疑にお答えします。 この事業の意義と目的は、がん治療に伴う脱毛による精神的負担を緩和するために使用する医療用ウィッグの購入費用の一部を助成することにより、患者の経済的負担を軽減し、治療や社会生活等を支援することであります。 2番目のご質疑にお答えします。 助成対象となる条件は、がんの治療を受けた、または治療中の方であって、医療用ウィッグを必要とする方であること。次に、ウィッグの購入日が令和4年4月1日以降であること。最後に、助成の申請日時点において、本市に住所を有していること。以上3点の全てを満たす方に対する助成を検討しております。 3番目のご質疑にお答えします。 助成の対象経費は、医療用ウィッグ及び装着に必要な頭皮保護用ネットの購入額を予定しております。 4番目のご質疑にお答えします。 今回の助成事業は、県が実施するがん患者ウィッグ購入費助成事業による補助を活用するため、対象者1人当たりの助成額は2万円を上限とし、県からは1万円の範囲で助成額の2分の1が本市に補助されます。また、対象人数につきましては、県の推計値を基に姶良市の人口割で算出し、積算したものであります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)の3点目の1番目のご質疑にお答えします。 なお、有川議員の1点目の3番目のご質疑にも併せてお答えします。 市教育委員会が令和2年12月にまとめた姶良市立学校給食施設整備の基本方針では、新設の学校給食センターは、現在の小学校給食室別棟の隣接地を建設予定地としておりますが、駐車場等の用地確保のため、周辺の民有地を不動産鑑定するものであります。 2番目の1つ目と2つ目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 4月に開催された原油価格・物価高騰等に関する関係閣僚会議において、コロナ禍における原油価格・物価高騰等総合緊急対策が取りまとめられ、これを受けて新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の取扱いについての通知が5月9日にありました。 この通知で、当該交付金の活用例として学校給食費等の保護者負担の軽減が示されていたことから、本市としましては、7月から来年3月末までの食材購入費用の物価上昇分を見込み、児童生徒の食数に応じて、各学校及び学校給食センターへ補助金を交付しようとするものであります。 学校給食で使用する食材価格で高騰している主なものにつきましては、前年12月時点と比較して、食用油がおよそ35%、小麦粉がおよそ15%、基本となるコッペパン90gが1個当たりおよそ10%上昇しておりますので、今回高騰する食材費の増額相当分を各学校等へ補助することにより、保護者負担を増やすことなく学校給食の円滑な実施が可能になると考えております。 以上、お答えといたします。 ◆17番(新福愛子君) それでは、再質疑をさせていただきます。 まず、1点目の造血細胞移植後ワクチン再接種費用助成金につきましては、若い世代、移植することによって、これまでワクチン接種をして免疫をつけていたものが全てなくなっていたり、弱くなっていたり、そういった状況があるということを再認識させていただきました。 そういう方々への接種補助というのは、若い世代ご本人、そしてまたご家族にとってもどれだけの希望になることかと大変、本当にうれしくというか、あるべきことにちゃんと予算がついていたということで歓迎しております。 また同じく、がん患者のウィッグ購入費につきましても、この点につきましては、我が公明党としても、地方議会からずっと声を出しておったものでございますので、大変こちらも歓迎しております。 いずれにしても、現在がん患者、若い世代、AYA世代と言われる若い方々に大変数が多くなっております。こういった誰一人置き去りにしないという視点で、小さな声にちゃんと対応していった、この政治の在り方に心から歓迎を表したいと思っております。 その中で、このウィッグについてなんですけれども、私も鹿児島市内に乳がんで有名な病院がありますけれども、1階のスペースに大変おしゃれな、きれいなスペースがございまして見学に行ったことがあります。このウィッグというのは一般的にはどのぐらいの費用がするかということを一応参考までにお尋ねしたいと思います。 いずれにいたしましても、この2点については周知の仕方、広報の仕方というのが大変重要であるかと思います。繊細な問題でもあります。また病院との連携とか、県の事業ではありますが、姶良市も対応してこれを予算化しているということで、医療機関との連携であるとか、またご本人たちの下に着実に情報が届きますように、申請をされますように、この周知と広報についてどのようにお考えかお尋ねをいたします。 2点目の学校給食施設整備事業についてお尋ねいたします。 このいわゆる今まで議会の中でもいろいろな補正予算が上がってくるたびに、抜本的な給食室の整備というものをいろいろ議会からも提言をさせていただきましたが、とにかく子どもたちの食の安全を確保する意味で、また、働く皆様の職場のこの劣悪な環境整備を急ぐべきという観点で私は歓迎をしております。 その上で1点目、この不動産鑑定の内容も理解できました。しかし、過去において市議会として請願を採択しているという経緯がございます。そういった議会の意向について検討がなされたものか、その上でこの動きが加速化していったものか、ちゃんと検討されたかということについてお尋ねをいたします。 2点目のこの給食の原油価格・物価高騰対応分につきましても、もうこれは本当に物価が高騰しております。また、いよいよまたさらに値上げで、今回のご答弁の中で、食用油が35%、小麦粉がおよそ15%ということで、私たちも買物に行ってみると、食パンもかなり高くなっておりまして、もう肌実感でそれを痛感するわけでございますけれども、この現状もよく理解できました。 その上で、実は本日、鹿児島県議会が物価高騰対策食材費購入事業について追加の補正予算を本日、追加提案をされるようでございます。その中で保育所、私たちはこれを小中学校というふうに認識して今回の補正予算を受け取っているんですが、県が保育所に対しても追加の補正予算を計上しているということですので、今後、これに呼応して姶良市でも保育所に対しても副食費等の補助を行っていくという、そういった考えでよろしいでしょうか。鹿児島市も既に表明をされているところでございます。 以上、2回目の質疑といたします。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) 医療用ウィッグのことについてお答えいたします。 医療用ウィッグにつきましては、病気やけがなどをカバーするだけでなく、見た目も自然なこと、それからつけ心地がよいことということなどのもので医療用ウィッグというものがありますけれども、価格につきましては幅が広くて、1万円ぐらいのものから十数万円するものまでということで幅が広いということは認識しているところでございます。 次に、この広報をどうするかということですけれども、広報につきましては、やっぱりこの医療機関との連携というのが非常に大事なことだと私のほうも認識しておりますので、医療とそれから地域をつなぐ医療連携室というようなものがいろいろな医療機関にはありますので、そこへの連絡でありましたり、それから広く市民の皆様に広めていただくということで、広報紙であったりとかホームページであったりというようなことを活用していきたいと考えております。 以上です。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議員の先ほどの市議会での請願の採択、これは給食センターの新設にかかる請願で、この今回の場合は原油価格・物価高騰等総合緊急対策、この臨時交付金の取扱についての補正予算の提出でございますので、直接本件とは関係のないところだというふうに思っております。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) 先ほどの保育所への食材費の補助というところですけれども、私どもも保育所のまた現状を把握しつつ、今後検討をしていきたいと考えております。 以上です。 ◆17番(新福愛子君) 3回目となります。 教育長からもご答弁いただきましたけれども、この給食センター(1)の部分に対してのお尋ねでございましたので、過去の請願というのが旧姶良町における自校式を含んだ請願であったかと思っておりまして、そういったものもやっぱりこれは大事にすべきというようなご意見の請願であったように記憶しております。 そのことを議会としても、陳情とか請願とかをお受けして、市民の声です、それを審査して、そして採択・不採択をしていくわけで、まさにその市民の声を議会として認めるか認めないかというところがあって、これは永遠に続く議会としての一つの大きな使命でもあるわけですけれども、そこの市議会の決定を行政としてどのように受け止め、そして、それをどのように対応していくかという部分でございまして、私個人といたしましては、給食センター、ミニ給食センターというか、そういったことも必要ですよね、ということを議会もありましたので、そういったことで執行部と両輪でございますので、呼吸を合わせていきたい、そんな思いで質疑をさせていただいたところです。 この形になりますと、もう場所まで決めてあるわけで、その上で駐車場の不動産鑑定ということですので、あのときの議会の採択、これがどのように受け止められたのかなというその一応確認でございました。もしご答弁があればいただきたいというふうに思いますし、また、保育所の給食費、副食費、これからだと思います。今日、県で再上程されております。ですので、ぜひ保育所のほうも、もう子どもたちは本当に保護者は疲弊していると思いますので、現状をしっかりと把握し、保育所にもまんべんなくこの動きを連動していっていただきたいことを要請しておきます。 さらに、最後ですけれども、保育所というのには認可外というものもあります。認可外保育所に対しての考え方、これももし、これからですので、今の一連で何ということはご答弁しにくいところもあるかと思いますが、私としてはぜひ認可外までお声を聞いていただき対応していただきたいという思いで、その方向性についてだけご答弁いただければと思います。 以上です。 ◎教育長(小倉寛恒君) 学校給食施設の整備につきましては、1年半前の令和2年12月にまとめました。姶良市立学校給食施設整備の基本方針の中で、現地建て替えではなくて7か所の自校方式、それと加治木給食センターを統合した新たな給食センターを整備するということが望ましいということが、そういう結論に至ったということを議員の皆様方には、その令和2年第4回定例会のところで、全員協議会の場でご説明申し上げたところでございます。 これは理由としては、学校給食衛生管理基準における問題点だとか、あるいは現有施設の改修は、新築する場合には、もう敷地的にその場で、そのそれぞれの学校ではもう狭隘で、施設そのものが今までの施設の約1.5倍ぐらい敷地面積を必要とすると、そういった状況などを勘案しまして、総合的に判断して1年半前にお示ししたところでございます。 その後、これに関して特段のご質疑ということは、この後の議会においてはなかったというところでございまして、それで今回、実際に令和9年の学校給食の開始、これを目途として取り組んでいく、そのための施設整備のそのはじめとして、その地域一帯の不動産鑑定を行おうということで、この補正予算を上げているというところでございます。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) 食材費の補助の件ですけれども、認可外保育所についても総合的に考えていきたいと思っているところでございます。 以上です。 ○議長(小山田邦弘君) 新福議員と重複している質疑者が有川議員です。重複している項目について質疑はありませんか。 ◆9番(有川洋美君) 不動産関係についての質疑を行います。 今教育長のほうからありましたように、令和2年12月に全員協議会にて基本方針が示されました。その基本方針を示された際に、この策定にあたっての説明資料というものもいただいておるところです。その中で自校方式の状況というのが書かれております。そして共同調理場の状況ということで、加治木給食センター、蒲生学校給食センター、小学校給食室別棟等のいろいろな資料が出されているところです。 そこで、その基本方針の中で、場所がその別棟の近くにということで出されてはいますが、ちょっと距離のことを質疑してみたいと思います。 この三船地区、この今別棟があるこの隣接地の土地から、一番遠いところが竜門小学校だと思われます。竜門小学校までの配送の時間が30分ほどかかるのではないかと思いますが、そこを考えて、加治木の給食センターを旧姶良町のその地域に持ってくるというところで、加治木方面の小学校への配送の時間がかかってくるのではないかと考えられるんですけれども、その辺の議論はどういう形で今まで蓄積されてきたんでしょうか。 ◎教育部長(塚田佳明君) お答えします。 給食の喫食、食べる時点まで調理後2時間という制約時間がございますが、その中で配送が可能ということで、こういった用地の判断に至っているというところでございます。 以上です。 ◆9番(有川洋美君) 可能ということだからこそ、今回議案に出してきているとは思うんですけれども、実際、今運用している給食センター等の配送など、そして学校の給食を食べる時間等の、もちろん聞き取り調査等は行ってきたと思いますが、実際、自校式の子どもたちの給食を食べている時間の長さとセンター方式の子どもたちの給食を食べている、その届く時間に差はないでしょうか。自校式は校内で給食を作って、もう教室に持っていくだけの、(「質疑が混在してるんじゃないの。議案と違うよ」と呼ぶ者あり)いや、違わないと思います。場所を設定した根拠を今聞いていますので、時間がかかるんじゃないかということです。すみません、不適切な発言を途中で入れました。続けさせてもらいます。 結局言いたいのは、給食を食べる時間を自校式では早く食べられているはずだと思います。センターのほうでは時間が少しかかります。そして、この場所に決めることによって、竜門小学校など30分ほどかかるところの子どもたちへの配送が本当に可能なのか、現場の声をしっかり聞いているのか、時間等はどのような調査結果になったかを答弁お願いします。 ◎教育長(小倉寛恒君) 給食は子どもたちが食べる前に検食というのがありまして、原則、校長と教頭が大体11時半以降12時前までに検食を行うようになっております。それに間に合わなければ、この給食、いわゆる配食はアウトということになるわけですけれども、これは時間に十分に間に合う、三船のあの一帯は、姶良市内の本当にど真ん中に位置しているところでありますので、あそこの場所は一番周りにほぼ等距離に行ける、そういう場所だというふうに考えております。竜門小には充分間に合うというふうに考えております。 ○議長(小山田邦弘君) これで、新福議員と重複している項目の質疑を終わります。 ○議長(小山田邦弘君) 次に、9番、有川洋美議員の発言を許します。 ◆9番(有川洋美君) 議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)。 まず、14ページ、民生費、社会福祉施設費、姶良高齢者福祉センター維持管理事業について、トイレ改修工事の詳細を示せ。 要旨2、15ページ、民生費、児童福祉施設費、子育て支援拠点施設整備事業について以下を問います。 1、設計委託に関して、今後のスケジュールを示してください。 2、全天候型子ども館建設のため、現存施設の解体費用が計上されています。解体をせずに現存施設を有効利用することはできませんか。 要旨3、24ページ、教育費、教育総務事務局費、学校施設バリアフリー化整備事業について、以下を問います。 1、計画策定支援業務の今後のスケジュールを示してください。 2、令和2年、国は学校施設バリアフリー化推進指針を改定しました。バリアフリー化の整備計画の策定に際し、学校施設を利用する地域の障がいのある方、高齢の方、妊産婦等の意見を聞き、検討することの有効性が明記されています。明記されている関係者の整備計画策定の参画と、理解、合意、形成のための計画を示してください。 要旨5、27ページ、教育費、学校給食費。 1、学校給食施設整備事業について、以下を問います。 ①自校方式の学校約4,020食と加治木学校給食センター約1,900食を新たな学校給食センターに統合する計画の経緯と根拠を示してください。 ②基本計画策定の詳細、メンバー構成その他を示してください。不動産鑑定業務委託の詳細は先ほどお伺いいたしました。 2、学校給食物価高騰対策食材購入事業について、物価高は今後も継続すると思われますが、今回の事業は一過性のものなのか。 以上です。 ◎副市長(宮田昭二君) 有川議員からいただきました議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)の1点目のご質疑にお答えします。 現在、姶良高齢者福祉センターの1階及び2階の女性用トイレには、それぞれ和式が3基、洋式が2基の、合わせて10基が設置されておりますが、洋式トイレの設置数が少ないことを考慮し、それぞれの階に設置されている和式を2基ずつ、合わせて4基を洋式に改修するものであります。 2点目の1番目のご質疑にお答えします。 令和4年度は3年度に選定した基本設計の事業者と実施設計・工事管理業務の委託契約を行うこととしております。実施設計につきましては、年内をめどに完了する計画としております。 2番目のご質疑にお答えします。 現存の施設につきましては木造の建築物であり、平成3年4月1日の供用開始以来、既に30年以上が経過しており、利用する子どもたちや保護者の安全性の確保と敷地のスペースの両面から、現存施設を残して全天候型子ども館を整備することは、困難と考えております。 なお、現存施設は木材がふんだんに使用されていることから、再利用が可能な資材については内装材や遊具、ベンチなど、子ども館の一部として利活用したいと考えております。 今後は、子どもたちの成長を見守る大樹のような建物へと生まれ変わり、次の世代へと引き継いでまいります。 ◎教育長(小倉寛恒君) 議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)の3点目の1番目のご質疑にお答えします。 この事業は障がいのある児童生徒が学校施設を利用する上で、障壁となる箇所を調査し、車椅子使用者用トイレの設置やスロープ等の段差解消などのバリアフリー化工事等にかかる概略設計及び概算費用の算出等を専門業者に委託するものであります。 教育委員会としましては、当該報告を受けてから重点的、優先的に対応すべき施設改修の規準とするバリアフリー化改修基準を本市の実情に応じて策定した上で、令和7年度までを目途とした整備計画を本年度末までに作成することとしております。 2番目のご質疑にお答えします。 教育委員会において、学校施設バリアフリー化整備計画の策定に当たっては、不足する専門的な視点や知見などを補うための業務支援のほか、学校や地域の方々等の意見をいただきながら、また庁内関係部局等も参画する中で、客観性と妥当性のある整備計画にしたいと考えております。 4点目の1番目の1つ目及び2つ目のご質疑については、関連がありますので一括してお答えします。 新たな学校給食センターを整備するという計画については、令和2年12月に姶良市立学校給食施設整備の基本方針を策定し、同年第4回の市議会定例会会期中にお示ししたところでありますが、市内の学校給食施設のうち、築40年以上経過した姶良小学校給食室など、7校全ての自校方式給食室と築38年を経過した加治木学校給食センターは、施設・設備の老朽化が著しく、平成21年4月に国が定めた学校給食衛生管理基準の多くの要件に適合しておらず、今後、安全で安心な学校給食を提供していく上でも、早急な改善が喫緊の課題となっているところです。 基本計画の策定に関しましては、施設の規模や配置、効率的なレイアウトなどを検討し、併せて建物本体事業費と厨房機器や既存施設解体など、事業に必要な全ての費用の算定等の業務も行い、その過程で必要に応じて各給食調理場の運営委員会の委員である保護者代表や栄養教諭、それに保健所の担当者の意見を聞いていきたいと考えております。 2番目のご質疑にお答えします。 今回、高騰する食材費の増額相当分を各学校へ補助することについては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、原油高騰・物価高騰対応分の活用例として、学校給食等の保護者負担の軽減が示されていたことから、本市としましては7月から来年3月末までの食材購入費用の物価上昇を見込み、児童生徒の食数に応じて、各学校及び学校給食センターへ補助金として交付しようとするものであります。 このことにより、保護者負担を増やすことなく、学校給食の円滑な実施が可能になると考えておりますが、今回の補助金については、来年3月までの期間を限定した取組となります。 以上、お答えといたします。 ◆9番(有川洋美君) では、再質に入ります。 まず、高齢者福祉センター維持管理事業についての洋式トイレの件なんですけれども、そのうちバリアフリートイレ、広いトイレはどれぐらいの数のトイレをバリアフリー化していくのかをお示しください。 そして、あわせもって手洗い場のほうも使いにくいという声も上がっているんですけれども、そこも含めての改修になっているかということをお示しください。 そして、子育て支援拠点施設整備事業の設計委託に関しましては、年内をめどに完了するということですけれども、そこに関しまして、実施計画という大事な場面になってくるんですけれども、ここに地域の方の声、そして子育て世代のお母様方、前回、アンケートは取っていらっしゃるとは思いますが、一部の方々のアンケートだと思われます。多く、広く、皆様の意見を聞く予定があるのかということを示してください。 そして、全天候型子ども館のための解体費用、解体せずに有効利用のほうはちょっとできないという答弁をいただいておりますが、再利用が可能な資材を使っていただけるということで、少しほっとしているところではあるんですけれども、物産館の建物自体が非常に価値のあるものだったと思われますので、何らかの形でそういったことを推進していきたいんですけれども、大樹のような建物ということですけれども、そういったようなデザインでこれからだとは思いますけれども、考えていく予定があるのかということを示してください。 そして、バリアフリー化整備事業につきましてですけれども、本年度末までに整備計画を予定をするということです。そして、バリアフリー改修基準にのっとってやってくれるということなんですが、専門事業に委託していくわけですけれども、その中で子どもたちの声であるとか、障がいのあるお子さんたちの声、そしてこれからインクルーシブ教育にも学校現場は移行していくはずですので、そこを踏まえたものとして計画をするためにも、学校、地域、保護者、子どもたち本人、そして障がい者施設、養護学校等にも聞いていく必要があると思いますけれども、そこを具体的にどのように考えているのか、さらにお示しください。 そして、給食施設整備事業につきまして、各センター、自校方式が設備の老朽化が著しいのでという理由。そして、学校給食衛生管理基準の多くの要件に適合していないということで、今回こういった計画をする根拠に、おととしの12月に全員協議会に提出しているわけですけれども、この学校給食衛生管理基準というもの、これが、今、現存しているセンターにすることで基準に適合するんだという考え方だと思いますけれども、センターにすることで本当に基準に適合していくのか、そして自校方式の学校、あと加治木学校給食センターが施設設備の老朽化が著しいとおっしゃっておりますけれども、そのてこ入れをしてこなかったことに原因があるのではないかということに対して、お答えください。 そして、基本計画の詳細、今後のことは答弁をいただいておりますけれども、その令和2年12月にそういったふうに結論がでましたという全協での報告に対して、1年間あったわけですけれども、その1年間の間に学校関係者、保護者等との意見調整というものを行ってきたのかを示してください。 そして、物価高食材購入事業に関してですけれども、来年の3月までということですが、一度上がった物価はなかなか下がってこないと思いますが、それ以降はどのようにしていくのか考えを示してください。 ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) まず、1点目の姶良高齢者福祉センターのトイレ改修についてお答えします。 まず、ご質問がバリアフリートイレはどれぐらいの数を予定しているのかということでございますが、今現在、センター内には1か所多目的トイレのほうは設置してございます。 実際、今、この改修にあたりましては、答弁の中にもありますように、3基の和式のうち、トータルすると6基の和式トイレのうち4基を洋式トイレ化するというところで、そこにも手すりを設置するなどの協議はしておりますので、一部バリアフリー化できるというふうには考えているところでございます。 あともう1点、手洗い場の改修についてのご質問でしたが、手洗い場の改修につきましては、今回の改修費用としては想定しておりませんでした。 以上でございます。 ◎保健福祉部長(向江美喜君) 子ども館につきましては、議員の仰せのとおり、今までも地域の方、それから子育て世代の方にも意見を聞いて、いろいろな内容のことを検討してきたところであります。 今後につきましても、実施設計に入っていくわけですけれども、地域の方、それから子育て世代の方の声は十分聞いて、使いやすい、それから皆さんが集まりやすいというようなところを大事にしながらしていきたいと思います。 また、設計の中だけではなく、また内容についてもそのような形にしていきたいと考えておりますので、今後そのような声も大事にしながら検討していきたいと思います。 それから、大樹のようなというところですけれども、そこにつきましても、子ども館は保護者の方が気軽に相談できる、それから気軽に集まれる、それから子どもさん同士が気軽に交流ができる場ということで、そこのところで皆さんを見守るというような、そのようなところで見守るというような視点のところで、大樹のようなというようなところの役割を果たしていきたいというところでございます。 以上です。 ◎教育部次長兼教育総務課長(湯田広美君) それでは、メンバーについて、バリアフリー化計画についてのメンバーの構成についてお答えいたします。 整備計画を策定するにあたりまして、本市の総合計画であったりとか、全体的な中長期の行政計画等の上位計画との整合も図りながら進めていきたいと考えているところでございます。 そうした場合に学校、家庭、地域、行政等々の参画により、幅広い関係者からの理解、合意を得ながら、また学校施設を利用する地域の方々等々の意見も聞きながら、必要な検討を重ねていきたいと考えているところでございます。 そのために策定委員会というのを設置いたしまして、学校、地域、行政の関係者に参画をしていただきたい。その中で学校の代表者であったり、特別支援学校の先生であったり、PTAの代表者、そしてスクールサポートボランティアコーディネーター、あと幅広い視点でご意見をいただく場面を検討していきたいと考えているところでございます。 以上、お答えとします。 ◎教育長(小倉寛恒君) 今の学校給食施設の古い自校方式であるとか、あるいはセンターについての、いわゆる学校給食衛生管理基準に達していないということもありまして、これはどういうことでやっているかというと、やっぱり例えば新しい給食施設というのは床がドライ方式と、完全に今の方式はもう床がびじょびじょになっているような状態なんですね、そうすると菌の培養がもの凄くやっぱり発生しやすいということがありまして、ドライ方式になるんですけど、どこの施設も、今、古いところはドライではないんですね。 じゃあ、どうしているかというと、やっぱり調理員さん方がドライ運用ということで、調理員さんの努力によってそういうこの運用方式を取って衛生管理基準に適合するようなやり方でやっぱりやっている。この努力によって、これも長年の経験によって、調理員さん方は務めていただいておりますので、そういうことで何とか、今、もっているわけなんですね。 その適合していないのをなぜほっといたかと、てこ入れしなかったかということですけど、もうこれは私は10年前から学校給食施設の改善ということは訴えてきているわけです。まず議会でもそういったなかなか同意が得られない状況もありましたので、先延ばししてきている状況はあります。今、やっとそういった機運で、先ほど申し上げました令和2年の12月にその方針を示したわけです。 これもやっぱり学校の管理職などの意見を徴しながら、この基準というのはまとめてきているわけで、勝手につくったわけでもないわけです。 それから、何よりやっぱり自校方式というのは、今度ご覧になると分かりますけども、天井が低くて非常に熱い中で調理員さん方がもう本当に夏場は三十七、八度になるような中で、非常に執務環境として悪いわけですね。労働環境の改善ということも当然あるわけですね。それで、財政課にお願いして、今、自校方式のところにはクーラーを入れてもらって、何とか、今、ある程度の涼しさというのは、空気は獲得しているところでございます。 それから、物価高への対応というのは、これは今の国際情勢でウクライナ問題とかというよりも、やっぱり日本の円安ですね、これが一番ダメージがあると。それと原油価格の高騰によって、運送コストが非常に高まってきているとか、こういうことがやっぱり大きな原因になってきていると思います。 この円安問題というのは、なかなか為替市場というのは、日本が介入するということは非常に難しい。巨大なマーケットですので、ちょっとやそっとで円買いに走ったところで、アメリカのインフレが今の数%のインフレが続いている以上は、アメリカの中央銀行は金利を上げる方向にしか走らない。日本はずっと低金利政策を取ってきているわけです。この差というのはなかなか埋まらない。今、135円前後で円が推移しておりますけど、これは恐らく150円近くまでいくだろうというような予測が経済アナリストの中で言われておりますけれども、そうなると、今のこの臨時交付金などが示されたところで、相当なやっぱり金額が今後、国の方策で積み上げられないとなかなか対応できないんじゃないか。 当然、令和5年度以降は値上げも含めて検討していかなければ、給食費の値上げということも含めて検討していかなければならない状況になるんじゃないかと、そういう予測はしているところです。とりあえずこの議会でこの補正予算が通りましたら、7月の半ば以降の食材費については補填できるということでございます。 ◆9番(有川洋美君) 最後の質問に入ります。 この全国的な和式トイレを洋式に替えていく中の一環で、姶良市のほうでも学校を含め、そしてこういった公的施設を含め、洋式トイレになってきていると思うんですけれども、その基本的な考えというのは、高齢の方、足が痛いとか、和式のトイレに深くしゃがむのが苦しい、きつい、大体高齢者で介護を受ける方々はもう自宅のトイレを洋式化していきます。 バリアフリーの考え方の下の洋式トイレにしていくということだと思います。 手すりを設置していただけるということで、その部分はクリアできたのかなと思うところです。ただ、広さというのもある程度必要になってきますので、車椅子利用者、そして、義足というか補助ですね。歩くときに義足のような補助をつけて杖をついて歩く方などがトイレに入るときに体を動かしたり、あと支援する人と一緒に入らないといけない場面というのが増えてきますので、今後、今回の福祉センターの内容に関してはこれから委員会審査が進んでいくと思われますので、それをまた後から私のほうも見てみたいとは思うところですけれども、広さが確保されたような洋式化の計画なのかということを、これに関しての最後の質問とします。 そして、子育て支援拠点施設整備事業につきましての最後の質問ですけれども、これまとめて質問します。 地域子育て世帯の声を今後も聞いていかれるということで、いろいろな場面で聞いていっていただきたいということで、そして回数を重ねていただきたいと考えるところです。 一、二回アンケートを取っただけでは、多くの方の意見が反映されてこないと思いますので、そこは回数だと思いますので、回数を重ねて意見を聞く考えがあるかどうかということですね。 そして、気軽に交流する場所として大樹という言葉を使ったということですが、箱物というふうに私は言ってはおりましたけれども、箱ができれば中がきちんとなっていけば、それはそれでいい予算の使い方になってくると思いますので、本当にみんなが気軽に交流できて大樹として見守れるような拠点になるための意気込みを、今、聞かせていただくことができました。中身のソフト面、人の配置等は今回の解体費用とは違いますので、そこもまた委員会のほうでお示ししていただければいいのかなと思うところです。 そして、教育関係、バリアフリーの問題ですけれども、細かくメンバーの中身を聞けましたので、結局現場の人、教育委員会の小中学校関係者以外の障がいのある人たちの声を聞いてもらいたいという思いで、再度この辺は詳しく質疑をしたところですので、こちらも子ども館のほうと同じく回数を重ねていただくことで、実効性のある計画をつくっていただきたいと思います。 こちらに関しては、もう答弁はいいです。 そして、給食センターについてなんですけれども、基準に合っていない、ドライ方式でないウエット方式であるというところを教育長が示していただいたように、調理員の努力によりまして基準に適合させているわけです。ですので、ここに多くの要件に適合していないので、6,000食の給食センターに統合するというのは、ちょっと納得のいかないところです。調理員の方々、人の努力の積み重ねのたまもので、自校方式で子どもたちは食育を兼ねながらきっちりと安全な食事をできているわけで、事故も起こっていないはずです。ここを少し、その辺の答弁の仕方をちょっともう1回お示ししていただきたいと思います。 本当に統合して、大型の給食センターになることによって、学校給食──。 ○議長(小山田邦弘君) 有川議員。予算質疑をちょっと超えて、一般質問に近いような内容になってきております。予算質疑に限って質疑をお願いいたします。 ◆9番(有川洋美君) はい。 そうですね。大型センターが本当にここに衛生基準という言葉が出ていますので、基準に合うのかどうか。てこ入れしていなかった理由というのもいただきましたが、こちらも教育長が訴えていたのは、このセンター化という問題だと思いますので、自校方式をなくしてセンター化にするということを訴えていただけではないんだろうかと思います。自校方式に対してのてこ入れがなかったんじゃないかという意味での質問をしたところでした。 言いたかったことは、人への投資ということなんですけれども、この総合センターにすることで、本当に学校給食衛生管理基準を守っていけるのかということを最後に答弁していただきたいと思います。 ◎保健福祉部次長兼長寿・障害福祉課長(前薗智雄君) 先ほど、最初にご質問のありました高齢者福祉センターのトイレの広さの件についてですが、実際多目的ホールが、今、センター内には1か所あります。車椅子ユーザーの方につきましては、そちらをご案内させていただきたいと思います。 今現在の設計の中では、その和式トイレの広さの中で洋式トイレを設置するという考え方でありますので、十分介助者の方がそこに一緒に入っての広さが確保できるかというと、ちょっと今の段階では難しいかなというふうにはお答えするしかないかなと思っております。 ただ、なるべく足のご不自由な方も利用しやすいような環境というところも考えながら、工事のほうを進めていければいいかなというふうには考えております。 以上でございます。 ◎教育部長(塚田佳明君) 新しい給食センターでございますが、当然のことながら学校給食衛生基準に基づいた適合した施設を造るということでございます。 以上でございます。 ○議長(小山田邦弘君) それでは、ただいま質疑の時間ではございますが、ここで一度休憩を取ります。15分程度の休憩といたします。(午前11時16分休憩) ○議長(小山田邦弘君) 休憩前に引き続き会議を開きます。(午前11時28分開議) ○議長(小山田邦弘君) 質疑を続けてまいります。 次に、1番、堀広子議員の発言を許します。 ◆1番(堀広子君) 議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)について質疑を行います。 11ページの総務費、情報管理費、電子決済システム管理事業2,282万9,000円の具体的事業内容について、お示しください。 次に、21ページ、土木費、河川総務費、河川改良整備事業3,000万円のうち、しゅんせつ工事の場所と工事費をお示しください。 23ページ、土木費、建築住宅管理費、建物住宅管理費3,022万2,000円の高井田住宅解体事業について、お伺いいたします。 1、解体工事の時期、2、解体工事の作業の流れと工事の期間、3、解体後の活用計画、用途廃止をした住宅跡地の利活用をどのようにされるのか、お伺いいたします。 以上です。 ◎副市長(宮田昭二君) 堀議員からいただきました議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)の1点目のご質疑にお答えします。 この事業は国が定めるデジタルガバメント実行計画に基づき策定された自治体デジタル・トランスフォーメーション推進計画の重点取組事項である自治体の行政手続のオンライン化を進めるためのものであります。 具体的には、令和4年度末までに本市が現在行っている27の手続について、マイナポータルからのオンライン手続を可能にするために必要となる申請管理システムの導入及び国のシステムにネットワークを接続するための経費並びに基幹業務システムの改修経費となっております。 これらが整備されますと、全国どこにいてもまたいつでもマイナポータルを利用することで、オンラインによる手続ができることになります。本市が描く行政デジタル化は国と地方の関係性とデジタル化に共通した目的に資する取組を進める一方で、本市の実情に応じて従来の対面による行政サービスの良さは残しながら、デジタルに移行できる分野の拡大により、市民と行政の両面でその恩恵を実感できる、そうしたデジタル行政を目指してまいります。 2点目のご質疑にお答えします。 河川改良整備事業3,000万円のうち、しゅんせつ工事につきましては、木田川、本長谷川、青敷川、迫川、樋ヶ宇都川、園田川、西郷川、城ヶ崎川、狩川、内春花川及び寺師川の11河川で、1,600万円となっております。 3点目の1番目と2番目のご質疑につきましては、関連がありますので一括してお答えします。 まず、解体工事に着手する前に、アスベスト含有の有無についての事前調査を行います。この事前調査はおよそ1か月間を予定しております。解体工事の着手は9月頃を予定しており、工期はおよそ3か月間を考えております。 作業の流れにつきましては、まず建物内部の床や天井などを、次に屋根及び躯体を解体し、最後に基礎を解体撤去し整地を行います。 3番目のご質疑にお答えします。 跡地につきましては、まず市が利活用するのか否かを判断してまいります。次に、将来にわたって市として利用しないと判断した場合には、公共団体等による利用について検討します。 最後に、公共的な利用も行わない場合には、民間等への売却や貸付けにより、財産の有効活用を図ってまいります。 以上、お答えといたします。 ◆1番(堀広子君) 2回目の質疑を行います。 まず、電子決済システム管理事業についてでございますが、政府は規制改革推進会議で2万2,000ほどある行政の手続の98%を2025年までにオンライン化をするという目標を掲げて、利用者のデジタルデバイドにも配慮しながら行政手続のオンライン化を進めていくということを申し述べておりますが、このことで全国どこにいてもいつでもマイナポータルを利用することができ、行政手続のオンライン化を行おうとするものでございますが、それは行政と住民と手をつなぐ窓口業務、この窓口業務が削減されることと一体でありまして、適切な住民サービスを受けられなくなる人たちが出てくるのではないでしょうか。 例えば障がい者、そしてまた高齢者、そして低所得者、経済的事情で通信環境を整えることができないそういう方々が受けられないことになるのではないかと思うところでございますが、このデジタル技術を使える人と使えない人の間で格差が出てくるということが言えると思いますけれども、どのような対応をされるのかお伺いするものであります。 それから、河川総務費の件でございます。 木田川ほか10件、合わせて11件のしゅんせつ工事ということでお示しいただきました。このしゅんせつ工事は、木田川についてでございますけれども、どのようなしゅんせつ工法で行われるのかですね。寄州とそれから堆積土砂の撤去について、堆積土砂はどれくらいあって、そしてまたどれだけ、いわゆる何十cmぐらい今回の事業で除去することができるのか、まず、お伺いいたします。 それから3番目の高井田住宅解体工事事業でございますが、解体工事の時期全てお答えいただきました。お答えいただきましたことからアスベスト含有の建材かどうかの事前調査を行って、解体工事に入ることになるわけですけども、この住宅は築何年ぐらいの住宅なのか。そして、このアスベストに関わる作業期間というのが、確か以前お尋ねしたことがあったんですけれど、1956年ぐらいから2004年までとなっていましたかね。すみません、大体その期間内に建築をされた建物というふうに私は理解しているところでございますので、そういう意味ではアスベストが含有されているのかなというふうに捉えているところですけれども、この点については、調査をするということでございますので、このアスベストが含有していたら、このアスベスト自体が飛散性の高いアスベスト建材を除去することになりますので、市民の健康、そしてまた安全性、これを確保する環境がどうしても必要になってこようかと思いますね。そのための対策というのはどのような対策を取られるのか、お伺いいたします。 そして、またこの飛散防止対策が行われるわけですけれども、国のほうで大気汚染防止法の改正がありまして、アスベストの飛散防止対策が強化されたと思いますけれども、この点も含めてお示しいただけたらお願いいたします。 ◎企画部長(今別府浩美君) それでは、お答えをいたします。 まずデジタル化が進むことで使える方、使えない方、格差が生じるのではないかというご質問についてでございます。 国の進めます計画につきましては、官民両方ともデジタル化を進めることで、いろいろな手続等が効率的にできるというようなことで、本市も行政手続のデジタル化を進めるための予算を今回計上しております。 議員が言われますように、デジタル化が進みまして非常に効率化されまして、恩恵の多い個人、あるいは事業所、そういったものは出てくるかと思います。 また、なかなかスマートフォンをお持ちでない、あるいは高齢で使い方が分からない、そういった方も市民の中には出てくると思いますけれども、従来の対面によります窓口での対応、これも市役所の窓口では可能でございますので、デジタル化が進みまして、デジタル化に対応ができないような方々につきましては、これまでどおり役所のほうに来ていただければ、行政手続のほうは進めていけるということで考えております。 以上でございます。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 まず、しゅんせつ工事の件でございますけれども、木田川に特定してというちょっとお話で、どれぐらいの量がということなんですけれども、すいません、手元に細かいちょっと資料を持ち合わせていないんですけれども、基本的に令和2年度に河川寄州現況調査を行っております。この調査に基づきまして、計画的にしゅんせつ工事については進めているところでございます。ちょっと細かいデータのほう、後で次長のほうからそれについては説明させます。 またあと、アスベストの手法の件でございますけれども、基本的に大気汚染防止法の中での改正の中で解体工事を行う場合には、アスベスト調査を行うということになっております。 その中で当然アスベストの程度がございます。そのレベル1からレベル3という基準がございますので、それにのっとった形で、例えば防護服を着るとか、クリーニングルームを設置するとかいうような手法の各レベルに応じた対策を講じながら、解体工事のほうは行っていきたいということで考えております。 以上です。 ◎建設部次長兼土木課長(師玉保之君) 木田川につきましてお答えをいたします。 今現在、計画しているのが延長で400m程度、撤去する土量につきまして150m3程度、あと草払い、伐採ですが、それが510m2程度ということで今のところは計画はしておりますが、この調査をして計画をしてから数年たっております。その中でまた繁茂している場所、土砂の体積している場所というのもそれぞれ変わっておりますが、発注をかけた後に業者のほうで撤去する河川の調査を行って、その都度それに適した変更を行うということにしております。 まず現場のほうを踏査、まず現場を見て歩きまして、草の繁茂しているところをまず確認をいたします。その繁茂した草を一度掃います。その後で土砂の体積しているボリュームを計測しまして、それに応じて多少の変更をかけながら撤去していくということになります。撤去の厚さですが、おおむね水の川底までではなく、場所によっては水面ぎりぎりまで撤去をします。底板等が打ってある場合、下がコンクリートの場合などは最後まで川底まで撤去する場合もございます。その現地に応じて撤去をしていくという形になっていこうかと思います。 以上でございます。 ◎建設部長(有江浩文君) すみません。答弁が不足しておりました。 築年数についてお尋ねだったと思いますけれども、昭和38年に建築しておりますので、築58年ぐらいになると思います。 以上です。 ◆1番(堀広子君) 行政手続のオンライン化について、ご質問いたします。 格差が出てくるのではないかという質疑に対しまして、今、お答えいただきました官民両面で対応できるのでというご答弁をいただきました。 確かにとても行政にとっては効率化のいいオンライン化、また市民にとってもいい面もあるかとは存じておりますけれども、このことで格差が生じないようにいわゆる住民の多様なニーズに応えて、デジタルと併せて対面のサービスを拡充し、そして住民の選択肢を増やすことこそ福祉の増進を図ることができると考えますので、このことも申し述べておきたいと思います。 それから、土木の木田川の件でございますが、420m、そして土量が150m3ということでございますけれども、またこれから調査する段階で検討していくような答えでございました。 私がこの立米でどのくらいというのはなかなか分からないものですから、すみません、ぴんとこないんですけれども、深さがどのくらい撤去されるのかなということをお聞きしたかったんです。例えば、30cmなのか1mなのか、大体この場所は1mぐらい体積しているということを近所の方々から常々お聞きしているところでございます。 そして、また寄州のところに道路からの住宅からの排水が通っているんですね。その排水が溜枡を通ってくる排水と、それからこのくらいのパイプの白いのが通っていて、それがちょうど寄州の上にあるんですよ。でも寄州がどんどん上がってきますので、そのパイプが埋まってしまうんじゃないかということで、地域の皆様方が掃除を何回もして、除草されているということでございました。だから、どのくらい取ってくださるのかということで、大変皆さん関心を持たれている状況の中で、また過去におきましては、集中豪雨で河川を超えて宅地に浸水したことがあって、大変心配されているところでございます。 そういうことから、お尋ねしたところでございます。 このような状況を加味した今回の工事がなされることを求め、また市民の安全を第一に求める予算をどうしても足りないようでしたら予算をしっかりと確保するということが大切かと思いますが、どのようにお考えかもお尋ねしておきます。 ◎建設部長(有江浩文君) お答えいたします。 すいません。先ほど次長のほうから答弁がありましたとおり、あの立米数、あと平米数につきましてはお答えしたとおりです。また、深さにつきましては、またこちらのほうの図面等もございますので、また追って議員のほうに一応お知らせさせていただければと思っております。 また、先ほどのパイプが詰まると危険性があるということで、ちょっとお話がございました。そこについては、当然施工する中で工事が必要になれば一時撤去をしたりとかいうことも、またその所有者が、どちらになるか、市のものかどうかもございますので、そこは適正な運用をしていきながら、仮撤去をするのかどうかも含めて、また復旧の仕方にしましても、そこが詰まらない形の当然施工ということになっていきます。ですので、その排水パイプにつきましては、また現地のほうで調査をいたしまして、後々も考慮した上での施工に努めていきたいということで考えております。 以上です。 ○議長(小山田邦弘君) 通告による質疑は、以上です。 これで質疑を終わります。 ただいま議題となっております議案第48号 令和4年度姶良市一般会計補正予算(第4号)は、さきに配付しました議案処理一覧のとおり、予算審査常任委員会に付託します。 ○議長(小山田邦弘君) 日程第6、請願第1号 中高における35人学級とさらなる少人数学級の実現、教職員定数改善、義務教育費国庫負担制度2分の1復元を求める自治体議会意見書採択の要請についてを議題とします。 本件につきましては、さきに配付しました請願文書表のとおり、文教厚生常任委員会に付託します。 ○議長(小山田邦弘君) 以上で、本日の議事日程は全部終了しました。 したがって、本日の会議はこれをもって散会とします。 次の会議は7月4日に開きます。 なお、議事の都合により午前9時30分に繰り上げて開くことにいたします。(午前11時49分散会)...